BX(ぶっちゃけ・クロス)トーク ①
社会人になる前と後で、
何が変わった?
学生から社会人へ。それは人生で一度しかない、大きな変化です。
そこで、今回はまだ学生時代の記憶が残る2019年新卒同期入社の若手社員による座談会を実施。
社会人になる前と後で起こった変化や発見を語ってもらいました。
- 2019年入社
リフォームアドバイザー
中嶋 涼馬
- 2019年入社
リフォームアドバイザー
東野 沙織
- 2019年入社
リフォームアドバイザー
小林 睦実
- 2019年入社
リフォームアドバイザー
吉川 大貴
社会に出て驚いた、
「そんな常識、あるの?!」
- 吉川A
- 社会人になると、学生時代は知らなかった「新しい常識」に出会うよね。
- 中嶋
- 出会うね。僕の場合は、訪問時のマナー。もちろん「玄関では靴は揃える」などの基本的なマナーは知っていたけれど、例えば「飾り棚が置いてあったら靴は逆側に置く」なんていう細かいことは、全然知らなかった。
- 吉川
- 分かる。僕の場合は、名刺の置き方がそれなんだよね。「名刺を受け取って、名刺入れを座布団代わりにして置いて……」というマナーを知って、驚いた。
- 東野
- めっちゃ分かる。「何それ?!」って、ビックリするよね。私の場合は、責任感かな。学生時代は何やっても自由! って感じだったけど、社会人になると当たり前のように、行動すべてに責任が伴うんだなって実感した。
- 小林
- そうだよね。同じように、私も計画性については、すごい価値観が変わった。「何のためにこの行動をするのか」を考える機会って、学生時代はあんまりなかったじゃん。レポートを書くっていっても、期限を意識すればいいだけで。でも、社会人になってからは、行動一つひとつに対して「何を目的にしているのか」を問われることが多くなった気がする。
- 中嶋
- 分かる。それによって、プライベートの意識も変わったもん。例えば、ちっちゃい話だけど、食材一つとっても「この食材を買うのは、この料理のためだから、賞味期限はこれくらいあればいいな」とか、きちんと考えるようになった。
- 吉川
- 無駄にならないよう意識するっていうのは、あるよね。あと、「お世話になっております」って言う機会、めっちゃ多くない?
- 小林
- めっちゃ多いね(笑)乱用してる。
- 吉川
- お客さまにも「お世話になっております」だし、職人にも「お世話になっております」だし。正直、学生時代には一度も使ったことが無かった。
- 中嶋
- メールでも、かなり使うよね。もう「お」の予測変換で出てくる(笑)
- 東野
- そうだよね。今日の時点で、既に5、6通のメールで使ってる気がする。
就職した今だから分かる、
「貴重だった学生時代のアレ」
- 小林
- 社会人になった今だから思う、「あれ貴重だったなー」っていう学生時代の過ごし方ってある?
- 吉川
- やっぱり、時間の使い方だね。学生時代は、何でもできた。遊びたかったら遊ぶし、眠たかったら寝るし。
- 小林
- 分かる。社会人になると、休日を身体の休息のために使わなきゃいけなくなって、なんかすごい「あー……」って思った。だからこそ、もし今、自分が学生に戻ったらなお一層全力で遊ぶと思う。
- 中嶋
- そうだよね。今は、遊びに行ってもちょっと早めに帰っちゃうもん。
- 東野
- めっちゃ分かる!
- 中嶋
- 遊ぶ前に「何時までには帰ろうね」みたいに時間を決めたりする。中には、まだ学生生活を送ってる友達もいて、彼らには「なんで? まだ早いじゃん」とか言われたりする。
- 東野
- 大学時代に、アルバイト先でご一緒していた主婦の方から「大学生は人生の夏休みよ」って言われたことがあって、その時は「そんなもんかな」程度の印象だったんだけど、今さらすごい実感してる。
- 中嶋
- そうそう。同じ意味で、勉強にもたっぷり時間をつかえるんだよね。今思えば、学校の授業ってすごい効率的。各分野の専門家が丁寧に教えてくれる機会なんて、大人になった後はなかなか出会えないよね。
- 小林
- 仕事が終わってからの帰宅後、資格取得のために勉強をしていても、身近に質問できる人なんていないもんね。
- 吉川
- そうそう。全部自分で調べて考えないといけない。
- 中嶋
- そうなんだよね。その意味で、あんな恵まれた環境にいた学生時代に、ちゃんとやっておけばよかったなと反省する時がある。
- 吉川
- 遊びも学びも、思いっきりやっておけ、ってことだね。
後悔しない、納得できる、
就職活動のために
- 吉川
- 皆が思う「最悪の会社選び」って、どんなイメージ?
- 東野
- 私は、とにかく「妥協して適当に選ぶこと」が最悪だと思う。私自身、就活中はとにかく説明会へ行くタイプの人間だった。時間もお金も労力もかかっていたけど、私が重要視していた「社風」を知るためには、やっぱり行かないと分かんなかったなと思ってて。
- 小林
- 社風もそうだし、仕事内容とか待遇とか、とにかく自分なりの「譲れない軸」を持って、それについては絶対に妥協しないほういいよね。
- 吉川
- 僕は、職種や企業の絞り込みは、将来の可能性を絞り込むこととイコールだと思うんだよね。だからこそ、妥協せずに粘り強く探すべきだと思う。「そこまでやりたくないけど、なんとなくここでいいか」みたいな感覚で決めるのは、本当に最悪。やりたい仕事を見つけて、そこに就職できた方がいいに決まってるんだから。
- 中嶋
- 先生から「ここ、一応エントリーしとけよ」みたいに紹介されて、何となく「分かりました」と安請けあいして面接受けたら受かっちゃって……みたいなパターンで就職した同級生は、やっぱり辞めてることが多い。だから、やっぱりちゃんと「なぜこの会社なのか」という理由を持つことが大事だと思う。
- 小林
- 自己分析って、分からなくなる瞬間があるよね。自分には何が合ってて、何が強みなのか……とか。でも、いろんな会社を回ってると、そのうち「ここは嫌だな」というポイントが見えてくるはず。だったら、嫌なところが一つも無い会社を消去法で探すのもありだし。
- 東野
- その通りだね。自分の選び方が分かるようになると、一番いいよね。たとえ足を運べなくても、担当者とのメールでのやりとりとか電話での対応とかで、少なからず雰囲気は伝わるし、そういう細かいところも基準にしていけばいいんじゃないのかなって思う。
- 吉川
- 就活中って正直悩んでばっかりで、孤独感を覚える時も多いと思う。でも、そう感じている人が日本中に何百人、何千人っているんで、「私だけじゃないしな」ってくらいの気楽な気持ちで頑張ってもらえたらいいよね。
- 小林
- 分かる。不安な気持ちって、どの年代でもあるよね。私自身も、まだ社会人として全然一人前じゃないと思ってて、その意味では就活中の子や入社間もない子と同じ気持ち。なので、あまり不安にならずに、リラックスして、「これもやってみよう、これも聞いてみよう」と前向きな気持ちで楽しんでもらえたらいいな。
- 中嶋
- 就職すると、学生時代の何気ない瞬間が恋しくならない?
- 吉川
- なるなる!登下校とか、昼食とかね。
- 中嶋
- そうそう。そういう思い出があることって、大事だと思うんだよね。だから、あまり悩みすぎたり落ち込みすぎたりせずに、元気に過ごしてほしいよね。