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BX(ぶっちゃけ・クロス)トーク③

新卒一期生の目から見た、
BXゆとりフォームの変化って?

一人の社会人がそうであるように、会社もまた、歴史の中で変化し成長していくもの。
そこで今回は、当社の新卒採用一期生として入社し、
当社と一緒に歴史を歩んできた5名の社員に登場してもらいました。
当社の過去と未来にかんする鋭い視点をご覧ください。

2003年入社
リフォームアドバイザー
店長亀井 拓麻
2003年入社
リフォームアドバイザー
店長森本 竜馬
2003年入社
営業企画部 営業課
課長上野 信一
2003年入社
リフォームアドバイザー
リーダー雨宮 えりこ
2003年入社
リフォームアドバイザー
専任課長土橋 正樹

今では考えられない、
「あの頃のBXゆとりフォーム」

土橋
入社して二十年近くが経って、皆いろんな事を経験してきたと思うんだけど、どんな変化を感じてる?
亀井
まず大きな変化が、雇用形態。入社当時はまだ契約社員が多くて、そこから希望や成績に応じて正社員へ移っていくという流れが主流だったな。
土橋
そうそう。仕事にまつわるツールも今ほど便利じゃなくて、例えば見積書なんかは全部手書きだった。
上野
不便だったね。雑務が多かった。ただ、刺激はあったよね。何と言っても、給与の多くが歩合制だったから。
森本
そうなんだよね。当時はまだ歩合制を採用している会社も多くて、当社もその一つだった。もちろん歩合制だから、結果が出ないと給与は下がってしまうんだけど、それでも一定の成績を出していれば最低限の給与は保証されていたし、さらにいい成績をあげればものすごい稼げるというメリットもあった。
雨宮
業界的に言えば、当社はパイオニア。その分、当時は競合他社が少なくて、結果も出しやすかったんだよね。この中にも、金銭感覚が狂っちゃうような月収を瞬間風速的に稼いだ人もいたはず(笑)
上野
ただし、ずっとそんな好成績を残せるはずもないので、やっぱり上下するんだよね。結果、年間で平均したら今と変わらない額だと思う。その意味で、一般的な固定給与制になった現在は給与が突然上下することはないので、安心感はあるよね。
亀井
あとは、当然ながら労働環境も大きく変化したよね。まずは、定休日ができたこと。業界的に仕方が無いのだけれど、以前は不定休だった。それを改善した会社の姿勢は評価できるよね。
土橋
備品もそうだね。携帯電話、パソコン、車など、仕事に必要なものは、当然ながら一式、会社から支給されるようになった。もちろん残業代も出るしね。
森本
いわば「個人事業主の集まり」から「従業員を擁する会社組織」に成長したんだね。
雨宮
その意味では、長く安定して働ける会社になった訳だ。

10年を超えても、
変わらないことって?

亀井
長く働く中でも、変わらないものはある?
土橋
お客さまとのかかわりは、やっぱり変わらないな。何年にもわたってお付き合いさせて頂いているお客さまも大勢いるし、そのやりがいも同じ。長くウチで働いていると、誰しも思い出深いお客さまっているよね。
雨宮
そうだね。私の場合は、入社直後にご担当させて頂いた、とあるご家族がそう。不慣れな対応にもかかわらずご依頼を頂戴してリフォームをさせて頂いたんだけど、その後、定期点検へお伺いした際、旦那さまが急逝されていたことを知ったの。あまりのことで私も驚いたんだけど、弔問などを通じてたくさんのお話をして、お互いをより深く知り合うことができた。一昨年はクリスマスをご一緒させて頂いたりもしていて、そういう深い繋がりはウチならではだなと思ってる。
森本
僕自身は、2度の異動を経験しているので、何年にもわたって長いお付き合いを……という訳にはいかないんだよね。だけど、それぞれの場所で思い出深いお客さまはいるな。中でも、僕を息子のように可愛がってくださる、とあるお客さまの案件にかんしては、店長になった今でも県を越えて直接足を運んでる。たとえ千円の仕事であっても、その方のご依頼は断らないね。
上野
森本さんは、お客さまの懐への入り方がスゴいもん。若手時代に同じ店舗で働いていた頃、毎日のように横で電話を聞いていたけど、こっちがヒヤヒヤするくらいフレンドリーだし(笑)
森本
メリハリが好きなのよ。真面目なときは真面目に、日常会話の時はフランクに。目上の方への配慮や言葉遣いはわきまえつつ、家族のような距離感で何でも話し合えるよう心がけているんだよね。
土橋
僕自身はわりと人見知りなので、懐に入るのは得意じゃないんだよね。ただ、自分のことは先に言うようにしてる。地元の話やちょっとしたプライベートの話とか。そうすると、なぜかいろんなお客さまがご飯を振る舞ってくださるんだよね(笑)
雨宮
私もある(笑) あと、あだ名で呼ばれることもある。
土橋
どんなあだ名?
雨宮
由来は分からないんだけど、「チッチ」とか(笑)

年間2万件の受注があっても、
未完成。
だからこそ、伸びしろがある

土橋
皆は、これからのBXゆとりフォームはどう変わっていくべきだと思う?
亀井
ウチは、今がまさに過渡期だと思うんだよね。定休日の導入もそうだし、評価や人事など、いろんな部分でのよりよい改善が進んでいる最中で、これから全員でさらにそれを推進させなければならないと思ってる。その意味では、そうした変化を自分自身の手で起こしていくこともできるし、チャンスはたくさんあるんじゃないかな。
上野
そうだね。同じ意味で、僕は品質のさらなる平準化も重要だと思ってる。リフォーム業界は、その性質上どうしても属人的にならざるを得ない部分があって、ゆえに担当者や職人によって細かな品質の違いがある。もちろん全社的な仕組みによってそれを防いでいる訳だけれど、今後はより高い水準でそうした品質のバラツキを無くしていかなければならないと考えているんだよね。
雨宮
そのためには、教育も重要なポイントだよね。私自身、入社当時は多くの偉大な先輩にたくさんのことを教わったんだけど、翻って「私は、後輩にどれだけのことを伝えられているんだろう」と反省することがある。ノウハウや技術は受け継がれてこそ磨かれていくものだから、その点はもっと意識していきたいね。
森本
一方で、僕は「安定しすぎることへの危惧」がある。先述したように、昔は歩合制という分かりやすい旗印のもと、各人が貪欲に仕事へ向き合っていたんだけど、今は固定給与制になった。もちろん、お客さまとの繋がりや目指すべき指標はあるのでそこへ向かって頑張ってるんだけど、より全員が高揚できる夢や目標があるとなおいいんじゃないかと感じてるんだよね。
上野
都内を中心に20店舗を構えて、年間約2万件の工事を受注する組織になった今も、ウチにはまだまだ伸びしろがあるってことだね。
亀井
そうだね。だからこそ、失敗を恐れない人に来てほしいね。挑戦や失敗があってこそ、成長があるから。
森本
そのためには、僕たち先輩社員がより「失敗ができる環境」をつくってあげないといけないね。
土橋
うん。その上で、人を喜ばせることが好きならなお歓迎。入社間もない頃は、やっぱり網戸やクロスの貼り替えといった細かい作業が多くて嫌になっちゃう時もあるかもしれない。だけど、それも全てお客さまのためなんだよね。そう思えば、きっと楽しめるはず。
森本
結局、積極性と行動力、あとは利他の精神が大切なキーワードなのかもね。もちろん、入社後に少しずつ学んでもらえればいいし。
上野
そうだね。どれだけ年齢や年次が離れていても、一緒に会社を育てて行く仲間だからね。